JPNS 日本末梢神経学会 Japanese Peripheral Nerve Society
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学会について


概要理事長挨拶役員各種委員会歴代


概要
日本末梢神経学会
Japanese Peripheral Nerve Societyについて

末梢神経は中枢神経と末梢組織との間にあって両者を結ぶ重要な役割を担っている。末梢神経障害をきたす要因には、遺伝、中毒、代謝異常、炎症・アレルギー、外傷・圧迫などがあり、これらにより生じる症状はしびれや痛みなど多様で、それぞれに特徴がみられる。実際の臨床では、これらの要因や病態が明確に鑑別可能な場合もあるが、困難なことも少なくない。障害要因の重なりもあり、実態はより複雑である。末梢神経疾患領域は内科、神経内科、整形外科のみならず、糖尿病などの代謝領域、小児科、形成外科、リハビリテーション科や解剖学、生理学、生化学、薬理学、免疫学、分子生物学などの基礎医学、さらには産業医学、環境医学や疫学、予防医学的側面など多くの分野が関わっている。

これらの各専門分野を統合した、より学際的な研究体制の確立の重要視されるなか、その実現を図るため、研究成果の発表や自由な意見交換の場が必要となり、それに対応する目的で、末梢神経疾患領域に関心を持つ専門家の発議により、1990(平成2)年1月、祖父江逸郎名古屋大学名誉教授が代表発起人となり、24名の発起人のもと末梢神経研究会が設立された。その後、研究会として毎年学術集会を重ね、会員の増加に伴い、演題数も増え、会としての存在感が大きくなり、第11回研究会の役員会、世話人会において学会への移行が決まった。

(発会:2000(平成12)年8月27日)

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理事長挨拶
日本末梢神経学会理事長 海田 賢一この度、三上 容司前理事長の後を受け、日本末梢神経学会理事長に就任いたしました埼玉医科大学総合医療センターの海田 賢一です。このような立場で本学会の発展に貢献できる機会をいただき大変光栄に存じます。歴代理事長ならびに理事の方々のご尽力により発展してきました本学会をさらに盛り上げるべく全力を尽くす所存です。

本学会の最大の特色は整形外科,脳神経内科、形成外科、リハビリテーション、脳神経外科、産業医学、基礎医学にそれぞれ従事する専門家が集い、末梢神経の機能、疾患・外傷、神経再生・機能再建、先進的治療について語り合うという学際的で、多様性を大切にする環境です。最近では医師だけではなく、メディカルスタッフの方々も多く加わり、よりプラクティカルな議論が可能になっています。このような職種、専門領域を超えた交流が相互に影響し合って大きな発展に繋がることを期待しています。

本学会の使命は、患者さんの生活に深刻な影響を及ぼす末梢神経障害の病態を明らかにし、治療法を開発して、生活の質を向上させることにあります。この使命を全うするために、末梢神経学における研究の推進、臨床への貢献、啓蒙活動の強化、そして国際学会との協力を継続していきます。昨今、研究に従事する若手医師・研究者の減少、研究活動を支える環境の衰退が憂えられています。若手研究者を増やし、育成することは医療の発展の基盤となるものです。継続的な研究の支援、学際的な研究プロジェクトの企画・推進を通じて、本学会の研究活動を強化していきたいと考えています。
病態に基づいて開発された分子標的薬やゲノム創薬など発展めざましい医療の技術・新知見を速やかに取り入れ、診療および研究活動を推進するためには国際交流が欠かせません。知識や経験を国際的に共有することは、患者、医療者だけでなく国民全体の大きな利益になります。本学会は国際末梢神経学会(Peripheral Nerve Society、PNS)と協力し、2021年の第32回日本末梢神経学会からは学会誌Journal of Peripheral Nervous Systemに抄録特集号が毎年組まれています。将来日本でもPNSが開催される可能性があり、コロナ流行禍も一段落しつつある現在、一層交流を図りたいと考えています。

本学会は平成2年(1990年)9月1日に祖父江逸郎先生が名古屋で開催された末梢神経研究会が第1回であり、平成13年の第12回から日本末梢神経学会となり、本年京都で開催された学術集会で第34回をむかえました。会員数は700名を超え、学会誌「Peripheral Nerve 末梢神経」も定期的に刊行されています。今後も会員数を増やし、歴代の理事長の先生方をはじめ多くの先輩方のお力を借りながら、本学会を益々発展させ、末梢神経学の未来を築いていきたいと考えています。

以上、簡単ですが理事長就任のご挨拶とさせていただきます。会員の皆様におかれましては、何卒ご指導、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

2023年9月
日本末梢神経学会理事長
海田 賢一

役員(五十音順)

理事長
  • 海田 賢一
理事
  • 安保 雅博
  • 池口 良輔
  • 池田 和夫
  • 岩崎 倫政
  • 植田 光晴
  • 漆谷 真
  • 大村 威夫
  • 栗本 秀
  • 小池 春樹
  • 古賀 道明
  • 国分 則人
  • 酒井 昭典
  • 三五 一憲
  • 杉江 和馬
  • 関島 良樹
  • 高嶋 博
  • 中村 友彦
  • 中村 雅也
  • 西浦 康正
  • 西村 行秀
  • 花島 律子
  • 林 礼人
  • 水上 浩哉
  • 山本 真一
  • 山本 美知郎
監事
  • 三澤 園子
  • 吉井 雄一
評議員
  • 足立 弘明
  • 尼子 雅敏
  • 有野 浩司
  • 飯島 正博
  • 石井 久雄
  • 石河 利広
  • 和泉 唯信
  • 市原 学
  • 市原 理司
  • 今井 富裕
  • 今釜 史郎
  • 岩月 克之
  • 上村 卓也
  • 牛田 享宏
  • 内山 茂晴
  • 大久保 宏貴
  • 太田 壮一
  • 大谷 和裕
  • 大山 健
  • 岡島 誠一郎
  • 岡田 充弘
  • 岡本 智子
  • 岡本 裕嗣
  • 荻野 美恵子
  • 小田 良
  • 越智 健介
  • 勝野 雅央
  • 加藤 直樹
  • 角家 健
  • 金井 数明
  • 川頭 祐一
  • 川野 健一
  • 木山 博資
  • 金 景成
  • 黒川 勝己
  • 桑原 基
  • 兒玉 祥
  • 小林 正樹
  • 櫻井 裕之
  • 真田 充
  • 澤田 智一
  • 滋賀 健介
  • 澁谷 和幹
  • 清水 潤
  • 清水 達也
  • 清水 史明
  • 清水 文崇
  • 水地 智基
  • 鈴木 修身
  • 鈴木 美紀
  • 砂川 融
  • 関口 兼司
  • 仙石 錬平
  • 高木 岳彦
  • 高松 聖仁
  • 竹内 英之
  • 竹下 幸男
  • 田尻 康人
  • 多田 薫
  • 建部 将広
  • 竪山 真規
  • 田中 啓之
  • 田中 章景
  • 津田 悦史
  • 土田 真嗣
  • 土原 豊一
  • 道勇 学
  • 内藤 聖人
  • 成川 真也
  • 成島 三長
  • 西山 和利
  • 野崎 博之
  • 野寺 裕之
  • 畑中 裕己
  • 蜂須賀 明子
  • 服部 直樹
  • 原 友紀
  • 原 由紀則
  • 深見 祐樹
  • 藤原 浩芳
  • 古川 洋志
  • 古島 弘三
  • 松田 健
  • 三澤 園子
  • 三井 隆男
  • 三井 良之
  • 宮本 勝一
  • 村田 顕也
  • 森澤 妥
  • 矢部 一郎
  • 山川 勇
  • 山ア 亮
  • 山中 芳亮
  • 山本 正彦
  • 吉井 雄一
  • 吉田 綾

各種委員会(五十音順)

あり方委員会

委員長
  • 高嶋 博
委員
  • 安保 雅博
  • 岩崎 倫政
  • 海田 賢一
  • 古賀 道明
  • 三五 一憲
  • 中村 雅也
  • 山本 美知郎

編集委員会

委員長
  • 三五 一憲
委員
  • 池口 良輔
  • 岩崎 倫政
  • 栗本 秀
  • 小池 春樹
  • 国分 則人
  • 酒井 昭典
  • 杉江 和馬
  • 関島 良樹
  • 高嶋 博
  • 西浦 康正
  • 林 礼人
  • 水上 浩哉

広報委員会

委員長
  • 古賀 道明
委員
  • 尼子 雅敏
  • 池田 和夫
  • 大村 威夫
  • 海田 賢一
  • 花島 律子

メディカルスタッフ対応委員会

委員長
  • 杉江 和馬
委員
  • 大村 威夫
  • 中村 友彦
  • 西村 行秀

COI委員会

委員長
  • 岩崎 倫政
委員
  • 池田 和夫
  • 植田 光晴
  • 高嶋 博

財務委員会

委員長
  • 小池 春樹
委員
  • 漆谷 真
  • 海田 賢一
  • 栗本 秀
  • 国分 則人
  • 三五 一憲
  • 関島 良樹
  • 山本 真一

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歴代
末梢神経研究会歴代会長
開催都市
会期
第1回 祖父江 逸郎 名古屋 平成2年9月1日
第2回 古和 久幸 東京 平成3年8月31日
第3回 西谷 裕 京都 平成4年8月29日
第4回 村井 由之 福岡 平成5年8月21日
第5回 矢部 裕 東京 平成6年7月9日
第6回 平澤 泰介 京都 平成7年7月15日
第7回 後藤 由夫 仙台 平成8年8月31日
第8回 竹内 康浩 名古屋 平成9年8月30日
第9回 佐藤 勤也 東京 平成10年8月22日
第10回 植村 慶一 東京 平成11年8月28日
第11回 桜井 実 仙台 平成12年8月26日
学術集会歴代会長
開催都市
会期
第12回 高橋 光雄 大阪 平成13年8月25日
第13回 長野 昭 浜松 平成14年9月21日
第14回 井上 聖啓 東京 平成15年8月29・30日
第15回 落合 直之 つくば 平成16年8月28・29日
第16回 廣瀬 源二郎 金沢 平成17年7月22・23日
第17回 越智 光夫 広島 平成18年8月18・19日
第18回 八木橋 操六 弘前 平成19年8月24・25日
第19回 祖父江 元 名古屋 平成20年9月5・6日
第20回 根本 孝一 さいたま 平成21年9月4・5日
第21回 糸山 泰人 仙台 平成22年9月3・4日
第22回 金谷 文則 沖縄 平成23年9月2・3日
第23回 吉良 潤一 福岡 平成24年8月31日・9月1日
第24回 柴田 実 新潟 平成25年8月23・24日
第25回 中川 正法 京都 平成26年8月29・30日
第26回 加藤 博之 松本 平成27年9月18・19日
第27回 楠 進 大阪 平成28年8月26・27日
第28回 平田 仁 名古屋 平成29年8月25・26日
第29回 神田 隆 下関 平成30年9月7・8日
第30回 池田 和夫 金沢 令和元年8月23・24日
第31回 桑原 聡 千葉 令和2年9月11・12日
第32回 田島 文博 和歌山 令和3年9月10・11日
第33回 岡野 栄之 東京 令和4年9月9・10日
第34回 柿木 良介 京都 令和5年9月8・9日
第35回 高嶋 博 鹿児島 令和6年9月6・7日
初代 :祖父江 逸郎
第2代 :平澤 泰介
第3代 :祖父江 元
第4代 :越智 光夫
第5代 :楠 進
第6代 :三上 容司
第7代 :海田 賢一
 


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